聴覚支援平校へようこそ
日々の様子をお伝えします

平ふくろう掲示板

進級おめでとう会

 4月19日(金) 幼稚部と小学部合同の進級おめでとう会を行いました。

 初めに、自己紹介を行い、それぞれ好きなことや得意なことを発表しました。

 その後、ゲームを2つ行いました。

 風船バレーでウォーミングアップした後、ストラックアウト大会を開催!3つのチームに分かれ、白熱した戦いが行われました。同じチームの友達を応援したり、一緒に喜びあったりと、仲良く楽しく活動することができました。

 今年度も、子ども達一人一人の学びの状況を丁寧に見取りながら、行事等の学習活動を工夫して参りたいと考えています。

 

今年の学校探検は・・・

 今年度の幼稚部は5歳児の4名です。新入生のいない新学期のスタートとなりましたが、みんなは、年長のクラス「くじら組になったよ!!」と張り切って幼稚部での生活を送っています。

 4月初めの「学校探検」でも、地図や虫メガネ、双眼鏡を手に「ここは誰のお部屋になったのかな?」「〇〇先生はどこにいるかな?」などと楽しむ様子が見られましたが、今年度は一味違いました・・・!

 昨年度の県立図書館の移動図書館「あずま号」から借りた絵本にちなんで『私たちも学校の中で卵探しがやりた~い』という声があったので、お家の人や職員室の先生にも協力していただいて集めたたくさんの卵の殻に、思い思いに色を塗ったり絵を描いたりしました。

 そして4月18日、学校中に隠されたカラフル卵を地図やヒントカードを手掛かりに探す遊びをしました。

「カラフル卵はどこかな?」「がいこつがあるへやだって・・・。う~ん。りかしつだ!」「あ!あったー!」と大盛り上がり。

 「どこにあったの?」「(どうしてかな?)おかしもあったね。」とやりとりも広がりました。

移動図書館いわき号来校

 4月9日に、移動図書館「いわき号」が来校しました。

 今年度1回目の移動図書館を子どもたちは楽しみにしていました。

 当日はあいにくの雨でしたが、子どもたちはいわき号が到着すると早速、バスの中に入って季節の絵本や興味のある本をうれしそうに選んでいました。

 いわき号は、継続して毎月1回来校する予定です。来月の5月13日の来校日までお借りした本を大切に読みたいと思います。

 

卒業証書授与式

 令和6年3月15日(金)、春らしい日差しの中、たくさんのご来賓や保護者の皆さまにご臨席いただき、令和5年度卒業証書授与式を行うことができました。

 今年度は、幼稚部1名、小学部1名が卒業を迎えました。

 式では、卒業生一人一人が校長より立派に卒業証書を受け取ることができました。

 在校生のみんなからは「お祝いの言葉」があり、在校生は、卒業生へのまっすぐな気持ち伝えることができました。

 卒業生からは「お別れの言葉」として、両親への感謝の気持ち、在校生への思いや教職員への思いを手話や音声でしっかりと伝えることができました。

 式の終わりに、卒業生保護者代表より、「卒業によせて」として、平校での思い出や我が子と向き合ってきた中で感じたこと、そして教職員への感謝の言葉をいただきました。

 一緒に遊び、勉強し、話し合い、助け合ってきた大切な友達の卒業式は、在校生にとって、寂しさもあるようです。

 ちょっぴり寂しいけれど、いくつの出会いと別れを繰り返して、みんな大きくなっていきます。

 卒業生の2人には新しいステージで笑顔で、元気にがんばる姿を期待しています。

 御卒業おめでとうございます。

 また、お会いしましょう。

誕生会(小学部)

 3月11日(月)学活、生活科で今年度最後の誕生会を行いました。

 今回は、誕生者の希望により、みんなでケーキを作って食べることにしました。

 話し合いで役割分担を行い、ケーキの材料や作り方を調べ、材料を近くのスーパーに買いに行って準備を進めてきました。

 ケーキ作りでは、作り方の説明も児童が担当し、みんなで協力してケーキを作りました。

 その後、場所を移動して羽根つき大会を行いました。児童VS先生、児童VS児童など、時間の許す限りゲームを行い、子どもも大人も大盛り上がりで楽しみました。

 そして、お待ちかねの会食タイム!自分たちで作ったケーキの味は格別で、夢中で食べ進めていました。誕生者へのプレゼント贈呈では、誕生者からサプライズでポップコーンのお返しがあり、お祝いする側も幸せな気持ちになることができました。

 今までの誕生会とは違う流れでしたが、それぞれが自分たちの役割を果たして、誕生者をお祝いすることができ、充実した会となりました。

オンライン交流楽しかったね

 幼稚部は年に2回、聴覚支援学校本校に集まって本・分校交流会を実施しています。そして、年に2回程度オンラインによる交流会もしています。

 2月21日(水)は今年度最後のオンラインによる交流会となりました。

 今回は、みんなでジェスチャークイズに挑戦しました。出題するチームは、事前に決めておいた好きなアニメやゲームのキャラクターの中から1つ選んで、カメラの前でそのキャラクターと動きなどをジェスチャーで表現します。

 解答するチームは友達と相談しながら「何のキャラクターが何の動きをしているのか」について当てます。「丸い頭って〇〇〇〇〇じゃない?」「違うよ。〇〇〇〇だよ。」、「え~〇〇をしていると思った・・・。」などと、当たっても外れても大変盛り上がりました。

 5歳児にとっては、幼稚部最後のオンラインによる交流会だったので、「小学部に行っても、また会えたら遊ぼうね!!」「お勉強がんばってね!」などとエールを送り合う場面も見られました。

 平校ではICT支援員の方と連携してICT機器によるよりよい環境の中で交流することでき、充実したひとときとなりました。

卒業おめでとう会

 3月1日(金)卒業おめでとう会を行いました。

 当日に向けて、小学部の児童が話し合い在校生全員で役割分担し、卒業生に喜んでもらうことができるよう準備をしてきました。

 当日は、卒業生へのお祝いの気持ちを伝えるために、幼稚部の在校生がダンスを発表したり、全員でゲームをしたりしました。卒業生からは、来年度から使えるカレンダーや平校をPRするためのポスターのプレゼント、そして、とても感動的なお礼の言葉がありました。

 笑いあり、涙ありで、別れを惜しみながらも全員で楽しい会にすることができました。在校生、卒業生の子ども達一人一人が、相手を思いながら活動する、素敵な姿がたくさん見られました。

おみせやさんごっこをしたよ

 幼稚部では、2学期に収穫したポップコーンで「ポップコーン屋さん」を開きました。

 その活動をうけて、3学期は、自分の好きなお店を作って友達や先生とやりとりを楽しみました。

 子ども達は、まず新聞の折り込み広告を見て「このお店知っている!!」「〇〇屋さんに行ったことあるよ!」と身近なお店に目を向け、自分のやりたいお店を考えました。

 教師とのやりとりの後、 「ネイル屋さん」「かぎ屋さん」「たこやき屋さん」「ピザ屋さん」「時計屋さん」「スーパー〇〇」等々、自分の好きなお店や、家族と行ったことのあるお店、絵本を見て興味をもったお店が次々と開店しました。

 開店準備のため、紙やモールなどを材料として、ハサミで切ったり、クレヨンで色を塗ったりしながら商品を作ったり、目立つように工夫して看板や値段表を作ったりしました。

 店主さんによっては、日ごとに取り扱う商品を入れ替えてオープンするお店が替わる場合もありました。

 友達のお店に行きたいときは、看板を裏返して「閉まっています・出かけています」とアピールするのが暗黙のルールとなり、臨機応変にお互いにお店を行き来して遊ぶことができました。

 最終日には分校長や、事務室の皆さんも招待して大いに盛り上がりました。

 最終日にオープンしたお店のラインナップは次のとおりです。

 

〇「かわうそのハンバーガー」(豊富な品ぞろえが人気!)

〇「ハート寿司」(皿にもネタにもかわいいハート模様が!)

〇「ほかほかパン屋さん」(営業時間が短いので買えたらラッキー!)

〇「似顔絵屋さん」(腕前はプロ並み!)

〇「アクセサリー屋さん」(手作りのカラフルなアクセサリー!)

 「おすすめはこれです。」「売り切れました。」など、店主としてのやりとりも上手になった5人は、たくさんのお客さんの入りに大満足でした。

 

幼稚部 お別れ遠足

 2月9日、幼稚部はお別れ遠足に行ってきました。今回は、『そつぎょうせい』の大好きな場所を『ざいこうせい』に教えようということで、アクアマリンふくしま(以下、アクアマリン)を選びました。

 「アクアマリンにはこんな生き物がいるんだよ」ということで、『そつぎょうせい』が見てほしい魚や生き物を事前にしおりに載せました。「これ、なんていう名前?」「この魚、どこにいるの?」と『そつぎょうせい』や先生方やお母さんたちに聞いたり、探したりしました。熱帯魚の水槽では、『しいくいん』の方が水槽のお掃除をしている姿を見ることができました。事前学習で、アクアマリンで働く人に『しいくいん』がいるよという話もしていたところでした。

 広い館内を見学したので、おなかもぺっこぺこ!お昼ご飯は、お隣の大きな商業施設のファミリーレストランで楽しく会食をしました。

 天気にも恵まれ、とても思い出深いお別れ遠足となりました。

 

放射線出前講座

 2月13日(火)、放射線教育の一環として、いわき市役所原子力対策課の方と手話通訳の方にお越しいただき、「原発事故発生!?そのときあなたは…」という出前講座をしていただきました。

 災害の種類や、身の守り方など、原子力災害が起きた時のことについて、詳しく教えていただき、子どもたちは真剣な表情で話を見聞きしていました。代表で、6年生が「被ばくという言葉を初めて知りました。毎日の生活でも少し被ばくしていることが分かりました。」と感想を発表しました。放射線や原子力災害などについて学び、貴重な時間を過ごすことができました。